水虫対策

 
水虫とは、カビの一種である「白癬(ハクセン)菌」が、人体の皮膚の角質層に入り込んで寄生し、繁殖していくことで起こります。

寄生・繁殖の過程で激しいかゆみを伴ったり、皮膚の表面にちいさな水泡が多数できたり、皮膚がボロボロと粉状に剥がれ落ちたりといった不快な症状がみられます。

水虫は、おもに足の裏にできると思われがちですが、体のいろいろな部位にでき、感染・寄生した体の部位により呼び方が変わってきます。

足にできたものを「足水虫(足白癬)」といい、爪にできた水虫を「爪水虫(爪白癬)」といいます。また、頭の水虫は「シラクモ(頭部白癬)」、体にできた水虫は「ゼニタムシ(体部白癬)」、股部にできた水虫は「インキンタムシ(股部白癬)」とよばれています。

また、水虫にはおもに「趾間型」、「小水疱型」、「角質増殖型」、「爪水虫」の4種類があってそれぞれ症状が違ってきます。

角質増殖型のように、かゆみなどを伴わない場合があり、水虫かどうかの判断が難しい場合もあります。

そのようなときは皮膚科を受診してみましょう。患部の角質層を採取して、顕微鏡で白癬菌の有無を調べることで水虫かどうか診断してくれます。

比較的治りの早いものは塗り薬で完治しますが、なかなか頑固な水虫は内服薬を続けても完治に1年以上かかる場合もあります。

放置しておくと症状が悪化し、二次感染や合併症を伴う場合もありますので、早めの治療が効果的です


水虫対策はこちらから




 



inserted by FC2 system